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バーバリー:BURBERRY
トーマス・バーバリー(Thomas Burberry)は、
1835年、イギリス、ロンドン南西のサリー州ブロッカムグリーンに生まれる。
1856年、トーマス・バーバリーがハンプシャー州のベイジングストークで洋服店を開業。
農民が汚れを防ぐために服の上に着ていた上着をヒントに試行錯誤の末、「ギャバジン」といわれる耐久性・防水性に優れた新素材を生み出す。
この名前の由来は、スペイン語で巡礼者の着る上っ張りを意味する「ガバルディナ」で、1888年に特許を取得。
以降、素材開発と機能性重視は、バーバリーの伝統となっています。
その後、バーバリーは1891年にロンドン進出を果たし、
≪歴史≫
1901年からスポーツ服とレインコートの展開を始めるようになります。バーバリーの名前が一気に有名になったのは、
愛用者だった20世紀初頭の英国王エドワード7世が召使に命じた「余のバーバリーを持て」という言葉が宮殿外にまで知られたことによるそうです。
以来バーバリーは、今日まで英国王室御用達商であり続けています。エドワード7世以降、今日のエリザベス2世やチャールズ皇太子まで歴代の王や王族が、
ロイヤル・ワラントと呼ばれる王室御用達商の証をバーバリーに授与しています。自動車事故死したダイアナ元皇太子妃時代にワラントを与えていました。
1911年に人類で初めて南極点に到達したアムンゼンが防寒具として使用したり、
第一次世界大戦時の
1914年にはトレンチコートとして英国陸海軍に正式採用される。14年から18年までの大戦中に軍隊で着用されたこのコートは、50万着にも及んだいわれています。
バーバリーのコートは、コナン・ドイル、イギリスの戦時中の首相だったウインストン・チャーチル、
アメリカの元大統領のジョージ・ブッシュ、アメリカの伝説的な女優キャサリン・ヘプバーンなど数々の著名人やセレブリティ着用した。
1919年、ジョージ5世からコート・ジャケット部門でイギリスの王室御用達を拝命される。
その他では、エドワード8世もグレート・コート(厚地の大きなコート)のデザインを承認した。
50年にはジョージ6世が防寒具として、55年にエリザベス2世、89年にウェールズ皇太子によって改めて拝命されている。
1924年、「バーバリー・チェック」が生まれる。このチェック柄は、タータン柄からアレンジしてコートの裏地としてデザインされたのがきっかけとなっている。
バーバリー・チェックは「カントリー・タータン」と呼ばれる柄からアレンジしたもので、公募で決定した。
67年、コレクションで傘にバーバリーチェックを使用したときに、初めて裏地以外で使われた。
その後、バッグ、マフラーなど様々なファッションアイテムに使用され、現在は特に、バーバリーのチェックのマフラーなどが広く普及している。
96年、三陽商会の企画でバーバリー・ブルーレーベル(BURBERRY BLUE LABEL)を日本で発表されました。
これはライセンスによる日本独自のレーベルで、若い女性をターゲットに、「オードリー・ヘプバーンが20歳だったら何を選ぶか」
というテーマでデザインされている。バーバリーの伝統にトレンド組み合わせたイメージの展開をしている。
伝統のチェックとキー・カラーを生かしたデザインが、それまでバーバリーには関心の薄かった新しい客層に大人気となったのです。
97年、サックス・フィフス・アベニューの女性社長、ローズ・マリー・ブラボーが最高経営責任者に就任。
ジル・サンダーのアシスタントデザイナーだったロベルト・メニケッティをクリエイティヴ・ディレクターとして迎え、
より高級なライン、バーバリー・プローサムとして、
1999S/Sにレディースコレクションを発表。
プローサムのラインでは、
2000年春にはポップな感覚の化粧品ライン、
2001年春にはメンズ・ラインもデビューしています。
「プローサム」とはラテン語で「前進」を意味しバーバリーの伝統にモード性を加えてモダンなスタイルを目指している。
2002S/Sより、ダナ・キャラン、グッチで経験を積んだクリストファー・ベイリーがクリエイティヴ・ディレクターを務める。
クリストファー・ベイリーはバーバリーの定番であるチェックをコレクションラインから一掃し、
バーバリーのブランドに新しいイメージを吹き込む。
実用的なデザインにクウォリティとディテールにとことんこだるスタイルで賞賛を浴びた。
以後、クリストファーベイリーは世界でもっとも影響力のあるデザイナーの一人と言われている。
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