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キャサリン・ハムネットは1948年、イギリス生まれ。イギリスのファッションデザイナー。
幼少時代はイギリス空軍に勤めていた父の関係でほとんどを海外で過ごす。
このときの父の軍服、ミリタリー系のディテールや異文化への興味が現在のデザインに影響を与えているという。
チェルトナム女子高校(Cheltenham Ladies' College)卒業後、セントマーチンズを69年に卒業。
ロンドン、パリ、ミラノ、ニューヨークなどを転々として、フリーランスのデザイナーとして活動。
その中で、ディーゼルなども参加していた、製造業者からなる団体ジーニアスグループに加わり、そこから結成される14ブランドのうちの一つとしても活動する。
イギリスのクラシカルなデザインをその独自の感性でアバンギャルドにアレンジしたスタイルが特徴。
そのコレクションはロンドンを始めとしてパリ、ミラノ、ニューヨーク、東京などで開催され国際的評価も高い。
環境問題を始め人種問題や政治的問題にも積極的に取り組んでおり、それは彼女のデザインする作品にも顕著に現れている。
彼女が社会派デザイナーと呼ばれる所以はそこにある。
≪歴史≫
1969年 セントラル・セント・マーチンズ卒業。
1979年 KATHARINE HAMNETT 社設立。 格的にコレクション活動を開始。
1981年、メンズライン「KATHARINE HAMNETT LONDON MENSWEAR」と「KATHARINE HAMNETT DENIM」を発表。
80年代に精密なつくりにコットンジャージーなど機能的な素材を使用し人気になる。
しかしキャサリン・ハムネットの名を有名にしたのは、シンプルなスローガンTシャツ。
Tシャツにプリントされたシンプルで大きな文字は非常に目立ち、メッセージがこめられており話題となる。
1982年 コットン・デザイナーズ・オブ・ザ・イヤー賞受賞。
1983年、反核や平和運動のスローガンを掲げた「Choose Life」のTシャツのコレクションを発表。
1984年 英国ファッション協会からデザイナー・オブ・ザ・イヤー賞を授与。日本で最初のライセンス契約を結ぶ。
84年当時の首相サッチャーの主催のイベントに「58% DON'T WANT PERSHING(58%はアメリカ製弾道ミサイル、パーシングを望んでいない)」とプリントされたTシャツを着て出席した。
1990A/Wコレクションでは「第三世界の負債をなくそう(Cancel the Third World Debt)」と題し、この題材に関する詳しい情報を配布。また、ニューヨークで従来の綿栽培に関する講演を行った。
1991年、湾岸戦争のため、キャットウォークショーを行わず、代わりに「Katharine Hamnett - The Movie」を製作して、パリで公開する。
主演はナオミ・キャンベル(Naomi CAMPBELL)、監督はエレーン・ヴォン・アンワース(Ellen Von UNWERTH)。
1994年 1994年度の広告キャンペーンでファッション・アドバタイジング・イン・ジャーマニー賞を受賞。
1994S/S、レディース・コレクションを初めてミラノで発表。
同年、エイズのチャリティーイベントである「愛のキルト(The Quilts of Love)」に参加。
ヤーゲン・テラー(Juergen TELLER)が撮影した94年度の広告キャンペーンが、Marie Claire/IGEDOの「Fashion
Advertising in Germany」賞を受賞。
1997 S/Sコレクションでは「チベットを救おう(SAVE THE TIBET)(ダライ・ラマの為に)と題し、社会問題を提案。
1997年 2作目となる映画「Lost Luggage」の試写会を開催。
1998年 KATHARINE HAMNETT DENIM と HAMNETT ACTIVE を統合し新生HAMNETTブランドが誕生。
2001年 日本でのフラグシップ店を東京・代官山にオープンさせる。
コレクションに見る社会派傾向「世界平和を今」と題されたコレクションを展開。
従来の綿栽培の危険に関する講演をニューヨークで行う。
綿栽培に使われる農薬に関する研究と教育プログラムである 「Environmental Cotton 2000」を立ち上げる。
エイズのチャリティー・イベントである「愛のキルト」に参加。
阪神大震災における住宅問題に対して「政府に訴えるのはあなた自身の責任」のメッセージと共に問題提起。
1900年代の急激な進化の影響で、絶滅生物や汚染災害を受けた地球環境、文化に対しての愛を表現したコレクションを発表。
2001年9月の米国同時多発テロ勃発を受けて「NO WAR」キャンペーンをイギリス、イタリア、スウェーデン、
日本で行い世界平和を呼びかける。 「USE A CONDOM」をスローガンにコンドームの重要性を唱える。
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